既にAppleが2018年10月1日にiTunseアフィリエイトプログラムからアプリを削除すると発表しています。
そのXデーまであと5日となりました。
プログラム変更後は、アプリ紹介やアプリ内課金が報酬対象から外され、AppStoreへの誘導による報酬が得られなくなります。
なぜアプリ報酬がなくなるのか?
さて、iTunseアフィリエイトの対象からアプリを削除するのか。
Appleは「新しいiOSおよびmacOS向けのAppStoreのおかげで、ユーザーがアプリを一段と見つけやすくなる」からと発表しています。
AppStoreからアプリが見つけやすくなったので、わざわざ第三者の紹介サイトやレビューサイトなどに「アプリを紹介してもらう必要がない」と判断したのでしょう。
Appleの収益が上がる!?
AppStoreからアプリが見つけやすくなってもアプリのアフィリエイトを終了する必要があるのでしょうか。
AppStoreにおける売上額は、70%がアプリ開発者、30%がAppleに分配されています。
アフィリエイトプログラムはAppleの取り分30%から支払われているようです。
当然、アフィリエイトに支払った分Appleの収益は下がります。
Appleは過去にアフィリエイト報酬を7%から2.5%に減額させました。
今回は撤廃なので30%の取り分を丸ごと確保できるようになります。
Appleの収益を上げるためにアップリノアフィリエイトプログラムを終了すると思われます。
これによりAppleの収益はアップすると予想されています。
Apple株は買い時なのかな!?いや、もう遅いか・・・
どのような影響があるのか
開発者の取り分は70%で、Appleの取り分30%、ユーザーはAppStoreでアプリを探しやすくなる。
実際損をするのは、アプリ紹介サイトやレビューサイトを運営している人だけじゃね。
って考える人が多いと思います。損するのはアフィリエイターだけじゃんと。。
しかし、ちょっと違います。
開発者の減収
実際、大ダメージを受けるのはアフィリエイターなのは間違いないですが、開発者も多少影響を受けます。
アフィリエイトはいわば宣伝広告に当たります。
今までアフィリエイトプログラムがあったので、アプリ開発者はアプリの宣伝や広告を自らやらなくても勝手にアフィリエイターが広めてくれました。
しかも、そのアフィリエイト報酬はAppleが負担していました。
しかし、アプリのアフィリエイトが終了するということは、アプリ開発者は自分で宣伝をしないといけません。
今まで売り上げの70%が開発者、30%をAppleで、Appleがアフィリエイト(広告費)を負担していました。
今後は、開発者が70%の取り分の中から広告費を捻出する必要があります。
Appleは収益を30%まるごと確保するが、開発者は70%から広告費を出さないといけません。
実質、開発者は減収です。
ユーザ側への影響
アプリ紹介サイトやレビューサイトが減少します。
アプリの情報を得る媒体が間違いなく少なくなります。
極端な話Appleのアプリ情報を得られるのが、AppleのAppStore内レビューだけみたいな。
有名なアプリや、DLが多い人気アプリはAppStoreの上位に表示されるでしょう。
しかし、掘り出し物のアプリや、ユニークなアプリを探すのは大変でしょう。
まとめ
対象外となるのはアプリとアプリ内課金のみで、音楽や映画などアプリ以外のコンテンツは引き続きアフィリエイトを継続するようです。
Appleの収益が上がるのは間違いなさそうなので、Aplleの株価は注視したいと思います。