9日、日産自動車は国内全6工場のうち5工場で、新車出荷前に実施する排気ガスと燃費検査の測定データを改ざんするなど不正があったと発表した。
不正が発覚したのは、栃木、追浜、日産車体湘南、日産車体九州、オートワークス京都の5工場だ。
燃費や排気ガスの測定データが自社で設定した基準から外れた場合は、都合の良いようにシステム上でデータを書き換えていたようだ。
抜き取り検査時に国の定める試験基準から逸脱していても、試験を有効としていた事例もあった。
抜き取り検査した車両2187台のうち、5割を超える1171台でいずれかの不正が見つかっている。
不正があった車種は「スカイライン」や「フェアレディZ」など高級車をはじめ、「ノート」や「マーチ」など小型車にも及び計19車種に不正があったようだ。
なお、不正はあったが保安基準には適合しているとし、リコール(回収・無償修理)はしないとのこと。
日産株主としては激おこですね。
去年にも無資格検査問題で生産ライン停止して販売台数が大きく減ってましたよね。
年一で不正発覚されると困るんですが。
ただ、燃費や排ガスの改ざんは他のメーカーもやっているんじゃないでしょうか。
日本の排ガス規制は厳しすぎると思います、もう全部EVとかにしないとダメなんじゃ。
あと、日本人の購入者は燃費を気にしすぎです。
どうせカタログ通りの燃費で走る車は存在しません。
日常ではありえない工場の検査場で測定しているんでしょ?
日常は坂があったり、信号で止まったり、荷物を載せたり、搭乗者の体重が違うなどケースバイケースです。
他社の低燃費車と同等かそれ以下じゃないと車を購入してもらえない。
そんな現状だから燃費改ざんするんでしょうね。
ただ、不正は不正、ちゃんと調査や対策をして下さい。