毎日何気なくコンビニで買い物したり、コーヒーショップでコーヒーを購入していませんか?

意識しないで出費している「ラテマネー」、実はかなりの出費になっているかもしれません。

ラテマネーとは

「ラテマネー」をご存知でしょうか?

ラテマネーとは、アメリカの資産アドバイザーのデヴィット・バック氏の著書に出てくる「毎日何気なく使うお金」のことです。

お金が貯まらない人はこの「ラテマネー」が積み重なって出費が多くなっている可能性があります。

「ラテマネー」の出費を計算すると、驚くような金額になっている場合も!?

ラテ貧乏にならないために、「ラテマネー」のことを知りましょう。

ラテマネーの出費

例えば、毎朝コーヒーショップで320円のアイスコーヒーを1杯買っているとします。

1週間で2,240円、1カ月(30日)で9,600円、1年(365日)で116,800円の出費をしています。

コーヒーで年間10万円以上の出費をしていることになります。

1杯の値段は大したことありませんが、数ヶ月、数年経てば大きな出費となる代表的な例です。

この「ラテマネー」を貯蓄に回していれば、10年、20年後には大きな資産が築けるということが「ラテマネーの法則」です。

ラテマネーの怖さは「あまり意識しないでお金を使っている」ことです。

驚きのラテマネー

コーヒーのラテマネー
日数 金額
1日 320円
10日 3,200円
1ヶ月(30日) 9,600円
1年(365日) 116,800円
5年(1825日) 584,000円
10年(3650日) 1,168,000円

10年間毎日コーヒーを飲み続けると1,168,000円(116万8千円)になります…

習慣で身についていると意外と10年続けているなんてざらにあると思います。

コーヒーだけではなく、タバコなども当てはまります。

色々なラテマネー

毎日何気なく使ってしまうラテマネーには、どのようなものがあるのでしょうか?

  • 毎朝出勤前に立ち寄るカフェ
  • コンビニで買うコーヒーやお菓子
  • 自販機で買う飲み物
  • タバコ
  • ATMの手数料

これらの買い物は1回1回は小さな額の出費でが、積み重なると大きな出費になります。

しかし、安いからとて隣町のスーパーまで車で買いに行くなんてことはNGです。

ガソリン代もラテマネーの考えに当てはまります。

安いものを買うためにガソリン代を出費しては意味がありません。

ガソリン代も積み重なると大きな出費となります。

ラテマネーで投資

気が付くと、年間数十万円の出費になっている「ラテマネー」。

そのラテマネーで株や不動産などを買うと資産になります。

使うと無くなるのが出費です。

しかし、資産は残ります。

株などは配当金や値上がりで増えることもあります。

この機会に、ご自身のお金の使い方を見直してみてはいかがでしょう。

ラテマネーはダメなのか

「ラテマネーは絶対ダメだ!」みたいな流れになってしまいました。

「ラテマネーを削って節約しろ!」てきな…

でも、私は「ラテマネー」は決して悪いことではないと思っています。

「毎朝コーヒーを飲むのをやめたり」「コンビニでの買い物を控える」など極端な行動を取るとコーヒー店やコンビニ業界は大パニックです。

経済は循環しています、みんなが出費を控えると景気が悪くなります。

景気が悪くなると結局自分に返ってきます。

「意識しないで習慣的に使うお金」が問題なのです。

「毎朝コーヒーを飲まないとやる気が出ない」「タバコを吸わないとイライラする」など理由があれば良いと思います。

出費することによって作業効率が上がり生産性が向上するなら、結果的に利益となります。

習慣的に何も考えずに使うお金がダメなのです。

お金を使うときは「本当に必要なのか」を考えることが大切です。