13日のトルコリラも荒れています。
トルコリラ円(TRYJPY)が始値16円台で取引を開始しました。
17円台に戻す場面もありましたが、その後一気に15円台まで急落。
米ドルドル/トルコリラ(USDTRY)は遂に1ドル=7.2362リラまで下落しました。
トルコ国内の銀行の限界と言われていた1ドル=7.1リラを超えちゃいましたね。
トルコ中央銀行が市中銀行の流動性を支える措置を発表した後に下げを縮めました。
さらに、銀行規制監督庁も外貨とリラ・スワップなどの取引の総額が銀行の株主資本の50%を超えてはならないと通達したことで落ち着いているようです。
うん、よくわからん。とりあえずトルコ中央銀行とかが何かしら対策をしているようです。
トルコショックと呼ばれるほどの影響が出始めているようです。
新興国通貨もトルコリラに引っ張られて下落しているようです。(南アランドドルなど)
ギリシャ経済危機のように各国に波及していくのだろうか・・・
23:00現在トルコリラ円は16.23円くらいで安値圏からやや戻しています。
エルドアン大統領は12日の国内演説で、利上げして通貨安を食い止めることに慎重な姿勢を示した。
「金利は金持ちを富ませ、貧しい者をもっと貧しくする搾取の手段。私が生きている限り、金利の罠には陥らない。」
これは緊急利上げは期待できないかもしれませんね。
トルコ中央銀行が独立していれば中銀の判断で利上げできるはずですが。
逆にトルコ中央銀行が緊急利上げすれば独立性が証明されトルコリラ爆上げになる!?