15日トルコ政府が乗用車やアルコール、タバコなどアメリカ製品に対する関税を2倍に引き上げた。

追加関税額は5億3300万ドル程度となる見込みのようだ。

トルコのオクタイ副大統領が「アメリカによるトルコ経済への意図的な攻撃に対する報復措置」とコメントをしそうだ。

アメリカとの対立が深まるので、さらなるトルコリラ安に動くかと思われたが、そうではなかった。

トルコリラ円は18円台半ばまで上昇、ドル/トルコリラ(USDTRY)も5.8トルコリラまで反発した。

規制当局が銀行の外貨スワップ取引の制限を銀行資本の現行の50%から25%まで強化すると発表したこと。

トルコがスパイ容疑で拘束していたギリシャ兵2人を釈放したことが上昇の要因のようだ。

スワップ取引規制でトルコリラのショートポジションが取りずらく売り込まれにくくなったのが上昇のきっかけですかね。

合わせてギリシャ兵2人を釈放したことで、アメリカ人牧師の釈放に期待が高まったのかな。

トルコリラは今後どうなるかわかりませんが、とりあえず一息ついている感じでしょうか。

15円台は底だったのかな・・・